消化器がんと闘う医師 その名も小高雅人!!!

身近ながんの筆頭格 胃がんを知る

小高雅人・佐野病院消化器がんセンター長
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多くの著名人も命を落としたポピュラーながん

 今回は、胃がんについてお話ししたいと思います。

 胃がんは、日本におけるがんの罹患(りかん)率で常に上位にランクされているがんです。発表されたばかりの「2016年のがん統計予測」(国立がん研究センターがん対策情報センター)では、罹患数予測で大腸がんに次ぐ2位、死亡数も肺がん、大腸がんに次いでの3位でした。最近では、俳優の児玉清さんや蟹江敬三さん、漫才師の今いくよさんらが胃がんを患い、亡くなったと報じられています。またお笑い芸人の宮迫博之さんも胃がんになり、その後回復されて話題になりました。皆さんの周囲にも、胃がんを経験された方はたくさんおられると思います。本当に身近ながんのひとつです。

 胃がんの初期症状はさまざまありますが、代表的なものを挙げると、胃や胸のもたれる感じ▽みぞおちの痛み…

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小高雅人

佐野病院消化器がんセンター長

こたか・まさひと 大阪府生まれ、1997年高知医科大学(現・高知大学医学部)卒業。同大学付属病院第1外科、高知県立中央病院(現・高知医療センター)外科、国立がんセンター(現・国立がん研究センター)東病院大腸骨盤外科などを経て、2006年から佐野病院消化器センターに勤務。13年同病院消化器がんセンター長に就く。専門は胃がん、大腸がんの手術と化学療法、その他の消化器がん治療。