10歳若返る歩行術 -インターバル速歩-

インターバル速歩が楽になるサプリ

能勢博・信州大学教授
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 インターバル速歩をやってみたけど、結構キツイとおっしゃる方もおられます。そのような方々のために、今回は、インターバル速歩をするのが楽になるサプリメントを紹介しましょう。

運動を続けるときつくなるのはなぜ?

 まず、運動をするとなぜ「キツイ、もうやめたい」と感じるのでしょうか。その理由の一つに、活動筋による「乳酸の産生」があります。乳酸は酸ですから水素イオン(H+)を放出します。それが筋肉にたまれば「筋肉痛」を引き起こし、さらにそれが進むと筋肉の収縮自体ができなくなります。それでは困るので、筋肉中の乳酸はどんどん血中に排出されます。その結果、筋肉痛は和らぎますが、今度は「息切れ」が起こります。ひどいときには吐き気までします。その原因は、私たちの体は血中のH+を炭酸ガスにして体外に放出しようとして激しい呼吸をしようとするからです。

 ですから、乳酸さえできなければ、キツイと感じることもなく、高い強度で運動を楽に続けることができます…

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能勢博

信州大学教授

のせ・ひろし 1952年生まれ。京都府立医科大学医学部卒業。京都府立医科大学助手、米国イエール大学医学部博士研究員、京都府立医科大学助教授などを経て現在、信州大学学術院医学系教授(疾患予防医科学系専攻・スポーツ医科学講座)。画期的な効果で、これまでのウオーキングの常識を変えたと言われる「インターバル速歩」を提唱。信州大学、松本市、市民が協力する中高年の健康づくり事業「熟年体育大学」などにおいて、約10年間で約6000人以上に運動指導してきた。趣味は登山。長野県の常念岳診療所長などを歴任し、81年には中国・天山山脈の未踏峰・ボゴダ・オーラ峰に医師として同行、自らも登頂した。著書に「いくつになっても自分で歩ける!『筋トレ』ウォーキング」(青春出版社)、「山に登る前に読む本」(講談社)など。