病気を知る髪の健康相談室

間違いだらけの夏の抜け毛対策

齊藤典充 / 横浜労災病院皮膚科部長

 暑さで汗をかきやすい夏は、頭皮の状態を気にする人が増えます。特に多いのが頭皮のべたつき、脂っぽさを訴える人です。「中高年になって頭皮の皮脂が増えた気がする。抜け毛も増えた」。このような症状で受診する患者さんを診察して、私たちがピンとくるのは「脂漏性皮膚炎」という病気です。皮脂が関連する頭皮や抜け毛のトラブルは、これだけではありません。今回は、夏に特に注意すべき疾患と頭皮・毛髪ケアについて解説しましょう。

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齊藤典充

齊藤典充

横浜労災病院皮膚科部長

さいとう・のりみつ 1993年北里大学卒業、同大学皮膚科に入局。98~2000年米国カリフォルニア大学サンディエゴ校留学。国立横浜病院(現:国立病院機構横浜医療センター)皮膚科、北里大学皮膚科助手、講師、国立病院機構横浜医療センター皮膚科部長などを経て14年4月から現職。専門は脱毛症、血管炎、血行障害。日本皮膚科学会の脱毛症に関する診療ガイドラインの作成に携わるなど、長年、診療の第一線で脱毛治療・研究の分野をリードしている。

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