医療プレミア特集

都も検討 液体ミルクは普及する?

中村好見・毎日新聞 医療プレミア編集部
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 赤ちゃんに紙パックやボトル入りでそのまま飲ませることができて、お湯をわかす必要も、消毒する必要もない乳児用液体ミルク。海外では広く普及しているが、日本では食品衛生法に基づく規格がなく、メーカーは「需要を見通せない」として製造していない。しかし熊本地震などを機に災害時に適したミルクとして知られるようになり、インターネット署名で国内製造を求める声は4万を超えた。また、7月に当選した小池百合子都知事は、液体ミルクの普及を都として進める方針を示している。注目を集める液体ミルク。自身も署名したという小児科医で、2児の母でもある森戸やすみさんに署名に賛同した理由と、母乳対人工乳という構図で語られがちな災害時の授乳支援について聞いた。

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中村好見

毎日新聞 医療プレミア編集部

なかむら・よしみ 1984年生まれ。2008年に毎日新聞社へ入社、高松支局、和歌山支局を経て15年から医療プレミア編集部。幼少時に家族がくも膜下出血で倒れた経験から、医療とそれを取り巻く社会問題に興味を持つ。関心のあるテーマは公衆衛生、根拠と語りに基づく医療など。twitter:@yoshimi_nakamu