家庭用電気マッサージ器の使用により、頭痛や吐き気、内出血、骨折などのトラブルが発生していることをご存じですか。厚生労働省では、正しく使用するよう注意喚起をしています。いったいどのような事故が起こっているのでしょうか。
2016年1月、国民生活センターは、家庭用電気マッサージ器による危害情報を発表しました。この報告によると、2010年4月から2015年12月の間に、PIO-NET(パイオネット=全国消費生活情報ネットワークシステム)には、253 件もの相談が寄せられているといいます。
トラブルが最も多かったのはマッサージチェアで、そのほかフットマッサージャー、ベッド型マッサージ器、首および肩掛け型マッサージ器など、さまざまな機種でトラブルが起きています。また、年代別でみると、60代以上の高齢者が全体の6割を占めており、男女別では女性が7割です。
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