スポーツをするのに最適な秋がやってきました。みなさん走り出しているのではないでしょうか? ランナーの皆さんから頻繁に尋ねられる質問は「走った後に出現する筋肉痛をどうしたらいいでしょうか?」ということです。この筋肉痛、中高年になると、翌朝ではなく、翌々朝にでてくるという厄介なもの。正式な医学用語では「遅延発症筋肉痛」と言い、英語のdelayed-onset muscle sorenessを略してDOMSと称します。筋肉の疲労と一致して起きると考えられています。

 今回は、カレースパイスに入っているクルクミンがこのDOMSの軽減に効果があるのでは、というお話です…

この記事は有料記事です。

残り2281文字(全文2563文字)

奥井識仁

よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック院長

おくい・ひさひと 1999年東京大学大学院修了(医学博士)後、渡米し、ハーバード大学ブリガム&ウイメンズ病院にて、女性泌尿器科の手術を習得する。女性泌尿器科とは、英語でUrogynecology。“Uro”は泌尿器科、“Gynecology”は婦人科を意味し、“Urogynecology”で、両科の中間にあたる部門という意味がある。都内の複数の大学病院から専門領域の診療に関する相談を受けながら、「よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック」を運営し、年間約800件の日帰り手術を行っている。水泳、マラソン、トライアスロンなどのスポーツ、音楽(サックス演奏)が趣味で、さまざまなスポーツ大会にドクターとして参加している。著書に「人生を変える15分早歩き」「ドクター奥井と走るランニングのススメ」(いずれもベースボールマガジン社)など。