40代からのアクティブ体づくり講座

機能回復だけではないリハビリの役割

萩野浩・鳥取大学教授
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リハビリテーションで「全人間的復権」【1】

 リハビリテーション(リハビリ)というと、脳卒中や事故による骨折などの治療後に運動機能を回復させる訓練というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか? 実は、リハビリの役割は機能訓練にとどまりません。後で詳しく述べますが「社会的サポート」を行うことで患者のQOL(Quality Of Life=生活の質)を最大限に引き上げ、障害を予防することもリハビリの重要な役割の一つとされています。高齢化が進む中、今後ますますニーズは高まっていくでしょう。今回は、リハビリの役割と基本的なあり方について紹介します。

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萩野浩

鳥取大学教授

はぎの・ひろし 1982年鳥取大学医学部卒業。同学部整形外科助手、講師、付属病院リハビリテーション部長などを経て現在、医学部保健学科教授(付属病院リハビリテーション部長兼務)。専門は骨粗しょう症、関節リウマチ、運動器リハビリテーション。特に骨粗しょう症治療の経験が深く、国際骨粗鬆(しょう)症財団(IOF)アジア太平洋地域代表、日本骨粗鬆症学会理事など要職を務める。保健師、看護師、臨床検査技師などを対象に骨粗しょう症診療のコーディネイター役「骨粗鬆症マネージャー」を養成する日本骨粗鬆症学会のレクチャーコースでは講師役も務める。著書に「骨粗鬆症治療薬の選択と使用法―骨折の連鎖を防ぐために」(南江堂)など。