医療プレミア特集

その工夫が食事の価値を高める

吉永磨美・毎日新聞 医療プレミア編集部
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 腸の仕組みを学び、腸から健康を考えることをテーマに開かれた「アタマとカラダで学べる毎日ヘルシーサロン~腸の仕組みや働きについて考えよう~」(9月4日開催)の講演詳報。最終回の今回は、善玉菌の栄養源となる食物繊維や野菜が持つ酵素の力の解説を中心に、料理研究家の浜内千波さんの講演内容を伝える。さらに、浜内先生が提案する、腸を元気にする「ヘルシーレシピ」についても紹介する。

 厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2015年版)によると、食物繊維の食事摂取基準は成人男性(18~69歳)で1日20g以上、成人女性(同)は同18g以上です。しかし、実際の摂取量はこの基準に比べて2~3割ほど少ない状況にあります。

 食物繊維は、水に溶けるもの(水溶性)と水に溶けないもの(不溶性)の2種類があります。不溶性食物繊維は、サツマイモのようなぼそぼそとした繊維質が特徴の野菜やいも類に多く、ほかに大豆などの豆類、キノコ類にも多く含まれます。

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吉永磨美

毎日新聞 医療プレミア編集部

よしなが・まみ 1972年生まれ。98年に毎日新聞社入社。横浜支局、東京本社地方部、社会部、生活報道部などを経て、2016年4月から現編集部。近年は「おんなのしんぶん」や連載「ガラスの天井」を担当しながら、女性や難聴など見えない障害をテーマに記事を執筆してきた。