足のクリニック in 医療プレミア

原因不明の親ゆびの痛み「強剛母趾」かも

桑原靖・足のクリニック 表参道院長
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  以前、この連載で外反母趾を取り上げました(「外反母趾が起きる本当の理由」「つらい外反母趾 本当に治す方法」参照)。外反母趾は、足の骨のアライメント、つまり構造のゆがみから、足の親ゆびの付け根の関節が次第に外側に張り出してしまって起こります。今回取り上げるのは、外反母趾と似た足のトラブル「強剛(きょうごう)母趾」です。痛む部位は外反母趾とほぼ同じですが、外反母趾よりさらに痛みが強く、強剛母趾がひどくなると、立っていることさえ困難になるケースが多く見られます。外反母趾ほどポピュラーではありませんが、痛みの原因が分からず苦しんでいる人はかなりいると思います。今回は、強剛母趾の原因と「足のクリニック」で行っている治療について解説します。

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桑原靖

足のクリニック 表参道院長

くわはら・やすし 2004年、埼玉医科大学医学部形成外科卒業。足に対する悩みを持つ方が多いにも関わらず、足を専門的に診る医療機関はほとんどないという状況に疑問を持ち、2013年、東京・表参道に日本初の足の症状・疾病に特化した「足のクリニック 表参道」(2017年7月に名称変更)を開設。