実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

日本脳炎のワクチンが今必要なわけ

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
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「世界一恐ろしい生物=蚊」の実態を知る【12】

 数年前、風疹が流行した時、妊婦が感染すると「先天性風疹症候群」と呼ばれる病気で、奇形を伴った赤ちゃんが生まれてくることが一般に広く知られるようになりました。今年(2016年)8月には各地で麻疹(はしか)騒動があり、これら二つの感染症については、成人もワクチンの接種が必要、という認識が広まってきたように思います。

 また、風疹、麻疹に加え、おたふく風邪と水痘(みずぼうそう)のワクチンも、成人でも接種すべきだという…

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谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト