
抗がん剤の副作用による脱毛【後編】
抗がん剤は、増殖が盛んな細胞に強く作用します。そのため、がん細胞以外の正常な細胞までその影響が及び、とくに細胞分裂が活発な骨髄や消化管の粘膜、皮膚や爪、毛髪に副作用が起きやすいと言われています。しかし、実際に起きる抗がん剤の副作用としては、毛髪以外のまつ毛や眉毛など全身の体毛まで抜けてしまいます。それはどうしてなのか。実は、まだ解明されていない脱毛の不思議がそこにあります。
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連載:髪の健康相談室
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