誰も言わない うつの本音

うつ病の「貧困妄想」を現実にしない方法

西川敦子・フリーライター
  • 文字
  • 印刷

 「貧困妄想」という言葉をご存じだろうか? うつ病の症状の一つで、現実はそうではないのに「自分は貧困状態だ」、あるいは「貧困に陥ってしまう」などと信じ込むことを指す。だが実際、うつ病で働けなくなれば収入は減り、経済的不安が募れば精神的にも不安定になりがちだ。うつ病とお金の問題は深く結びついていると言える。では、心の病を抱える人が経済的不安を解消するには、どのような手立てがあるのだろう。慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科特任助教で、ファイナンシャルプランナー(FP)の加藤梨里さんに聞いた。

この記事は有料記事です。

残り2636文字(全文2885文字)

西川敦子

フリーライター

にしかわ・あつこ 1967年生まれ。鎌倉市出身。上智大学外国語学部卒業。編集プロダクションなどを経て、2001年から執筆活動。雑誌、ウエブ媒体などで、働き方や人事・組織の問題、経営学などをテーマに取材を続ける。著書に「ワーキングうつ」「みんなでひとり暮らし 大人のためのシェアハウス案内」(ダイヤモンド社)など。