医療プレミア特集

事故が起きたらどうする?「夏合宿」の危機管理

小座野容斉・毎日新聞 デジタルメディア局
  • 文字
  • 印刷
小座野容斉撮影
小座野容斉撮影

スポーツで起きる脳の外傷【2】

 前回から引き続き、聖マリアンナ医科大学スポーツ医学講座の藤谷博人准教授に、コンタクト系スポーツで起こる脳の外傷(頭部外傷)について聞いた。事故を起こしやすい状況に、学生スポーツにはつきものの「夏合宿」があるという。原因はどこにあり、どんな注意が必要なのか。

体力的に未熟な下級生に集中する深刻な事故

 --年齢や体格などで脳の外傷の事故を起こしやすい選手のタイプはありますか。

 急性硬膜下血腫のような重症例は、下級生や競技経験が浅い選手に集中しています。アメリカンフットボール…

この記事は有料記事です。

残り2474文字(全文2726文字)

小座野容斉

毎日新聞 デジタルメディア局

こざの・ようせい 1964年生まれ。89年に毎日新聞社入社、写真部、編集総センターなどを経て2006年にデジタルメディア局へ異動。ニュースサイトの編集や、毎日新聞の記事写真の二次利用許諾に携わる傍ら、プライベートでアメリカンフットボールなど各種スポーツを取材・撮影し、雑誌などに寄稿している。一般社団法人日本スポーツプレス協会(AJPS)会員。