40代からのアクティブ体づくり講座

高齢者を寝たきりから救う新薬の威力

萩野浩・鳥取大学教授
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【番外編】萩野浩先生の骨粗しょう症セミナーから

 高齢化が進み、国内では高齢者の骨折の発生率が上昇しています。特に、脚の付け根の骨を折る「大腿(だいたい)骨近位部骨折」は、寝たきりに陥るきっかけとなります。生命予後にも影響することから、骨折はできるだけ予防することが重要です。医療プレミアで「40代からのアクティブ体づくり講座」を連載中の鳥取大医学部の萩野浩教授が講師として、骨粗しょう症と治療薬について解説するセミナーが、東京都内で開かれました。誤嚥(ごえん)性肺炎とともに、「高齢者の命取り」として、増え続けている大腿骨近位部骨折。このけがの現状と最新の骨粗しょう症治療薬について解説した萩野教授の講演内容を紹介します。【編集部・吉永磨美】

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萩野浩

鳥取大学教授

はぎの・ひろし 1982年鳥取大学医学部卒業。同学部整形外科助手、講師、付属病院リハビリテーション部長などを経て現在、医学部保健学科教授(付属病院リハビリテーション部長兼務)。専門は骨粗しょう症、関節リウマチ、運動器リハビリテーション。特に骨粗しょう症治療の経験が深く、国際骨粗鬆(しょう)症財団(IOF)アジア太平洋地域代表、日本骨粗鬆症学会理事など要職を務める。保健師、看護師、臨床検査技師などを対象に骨粗しょう症診療のコーディネイター役「骨粗鬆症マネージャー」を養成する日本骨粗鬆症学会のレクチャーコースでは講師役も務める。著書に「骨粗鬆症治療薬の選択と使用法―骨折の連鎖を防ぐために」(南江堂)など。