医療プレミア特集

がん患者の1割が経験 「脳転移」とは

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 「脳腫瘍」は、脳を含む頭蓋(ずがい)内の組織から腫瘍が発生する「原発性脳腫瘍」と、他の臓器のがんが脳に転移(脳転移)して生じる「転移性脳腫瘍」に大別される。一般にはまれな病気という印象が強いが、転移性脳腫瘍に限るとすべてのがん患者の約1割に生じるというデータもある。日本人の2人に1人が生涯で1度はがんになるとされる状況を考えると、決して縁遠い病気ではない。

 転移性脳腫瘍とはどのような症状を引き起こし、現在どのような治療が行われているのか。NTT東日本関東病院(東京都品川区)ガンマナイフセンター長で、脳外科医の赤羽敦也医師に聞いた。

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