そこが知りたい 医療とお金

女性が病院に行った時にかかるお金は?

重松和佳子・外資系保険会社外交員
  • 文字
  • 印刷

 前回は「生活習慣病になったらいくらかかるのか?」をテーマに、脳血管疾患の例を挙げてお話ししました。今回は「女性の病気」や「妊娠、出産」にまつわるお金を見ていきたいと思います。

女性特有の病気、女性に多い病気

 まず、女性特有の病気にはどのようなものがあるか、代表的なものを見てみましょう。悪性新生物、一般に言うがんでは、女性だけの臓器に起きる子宮頸(けい)がん、子宮体がん、卵巣がん、乳がんなどがあります。一方、女性にも男性にも起きるので「特有」とは言えませんが、女性の患者が比率として多い病気としては、バセドウ病や関節リウマチなどがあります。更年期障害も近年は男性にも起きることが指摘されていますから、こちらに含まれるでしょう。

 現在、女性のがん新規罹患(りかん)数の第1位は、乳がんです。そこでまず最初に、乳がんになった場合に…

この記事は有料記事です。

残り2902文字(全文3266文字)

重松和佳子

外資系保険会社外交員

しげまつ・わかこ 1980年群馬県生まれ。慶應義塾大学卒業後、2003年に外資系消費財メーカーに就職した後、09年に外資系生命保険会社の外交員に転身。1年目から、同社の「社長杯」に上位入賞、2年目は全女性営業職の中でナンバーワンの成績を収める。高い業績を上げた生命保険・金融サービスの専門職が加入できる国際的な組織、MDRT(Million Dollar Round Table)にも1年目から連続入会を果たしている。現在は相続対策、事業継承などに関するセミナー、講演を企業、医療法人等で行っているほか、「営業職の面白さ、やりがいと、その実践的ノウハウを若い人に伝えたい」と大学での講義も積極的に行っている。