ボストン発 ウェルエイジング実践術

SNSが招く孤独、思考力低下

大西睦子・内科医
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 2016年の米大統領選期間中は、地球上で最もソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が利用されたという報告があります。トランプ大統領はテレビ番組「60 Minutes」のインタビューで、「ソーシャルメディアが勝利に重要な役割を果たした。ホワイトハウスで引き続きソーシャルメディアを使用する」と述べました。ところがトランプ大統領のSNSのメッセージは、米国社会に分断を生み、さまざまな問題を引き起こしています。さらにSNSは、人々の健康や知的能力にも影響を与えているようです。今回は、そうしたSNSに関するさまざまな研究についてご紹介します。

参考URL:http://www.cbsnews.com/news/president-elect-…

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大西睦子

内科医

おおにし・むつこ 内科医師、米国ボストン在住、医学博士。東京女子医科大学卒業後、同血液内科入局。国立がんセンター、東京大学医学部付属病院血液・腫瘍内科にて造血幹細胞移植の臨床研究に従事。2007年4月より、ボストンのダナ・ファーバー癌研究所に留学し、ライフスタイルや食生活と病気の発生を疫学的に研究。08年4月から13年12月末まで、ハーバード大学で、肥満や老化などに関する研究に従事。ハーバード大学学部長賞を2度授与。現在、星槎グループ医療・教育未来創生研究所ボストン支部の研究員として、日米共同研究を進めている。著書に、「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側」(ダイヤモンド社)、「『カロリーゼロ』はかえって太る!」(講談社+α新書)、「健康でいたければ『それ』は食べるな」(朝日新聞出版)。