医療プレミア特集

ボツリヌス症 死に至る猛毒の恐怖

藤野基文・毎日新聞 医療プレミア編集部
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ボツリヌス菌の写真は米疾病対策センター(CDC)ウェブサイトより転載
ボツリヌス菌の写真は米疾病対策センター(CDC)ウェブサイトより転載

 東京都足立区で3月、生後6カ月の男児が「乳児ボツリヌス症」で死亡した。離乳食として与えられていた蜂蜜が原因だったことから、乳児を持つ親の間に衝撃が広がっている。しかし、ボツリヌス症は乳児だけの病気ではない。病気を引き起こすボツリヌス毒素は自然界に存在する中で最強といわれる猛毒で、その作用により神経が侵されて重症になる危険性は、大人を含めた誰にでもある。

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藤野基文

毎日新聞 医療プレミア編集部

ふじの・もとふみ 1977年生まれ。2004年に毎日新聞社入社。甲府支局などを経て、10年から東京本社科学環境部で、医療・医学、環境省、ノーベル賞などを担当。医療・医学分野では、臓器移植、感染症、脳神経科学、再生医療などを取材した。17年4月からデジタルメディア局医療プレミア編集部。