がんをあきらめない 難敵に挑む医師・患者・家族

小児脳腫瘍 情報交換で最適な治療を

福島安紀・医療ライター
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 脳腫瘍は、希少ながんの集まりである小児がんの中で、白血病に次いで多い病気です。特に、成長期である子どもの場合は、悪性度の高い腫瘍が発生すると大人以上に進行が早く、命を奪われることも少なくありません。また、完治しても、治療によって障害が残ったり、後遺症が出たりする場合があります。「闘病中、治療の後も、同じ病気の患者・家族との情報交換が大事」と話す、小児脳腫瘍の会代表で、国のがん対策推進協議会の委員でもある馬上(もうえ)祐子さんに話を聞きました。

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福島安紀

医療ライター

ふくしま・あき 1967年生まれ。90年立教大学法学部卒。医療系出版社、サンデー毎日専属記者を経てフリーランスに。医療・介護問題を中心に取材・執筆活動を行う。社会福祉士。著書に「がん、脳卒中、心臓病 三大病死亡 衝撃の地域格差」(中央公論新社、共著)、「病院がまるごとやさしくわかる本」(秀和システム)など。興味のあるテーマは、がん医療、当事者活動、医療費、認知症、心臓病、脳疾患。