女性のためのおしりのはなし

要注意!トイレでスマホは痔のリスク

野澤真木子・日本橋レディースクリニック院長
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毎回、自分のうんちチェックを

 唐突ですが、皆さんの今日の便は、どんな形や色をしていましたか。黒くてコロコロしていた、茶色でドロドロしていたなど、人によって、形状、色はさまざまかもしれませんね。

 うんち、つまり便は、自分の体の状態を知るための健康のバロメーターであり、大切な情報を含んでいます。中には、「便なんて見ないで、流してしまう」という人がいますが、排便の際には、毎回、色、形状、付着しているものがないかを、必ずチェックしてください。例えば、色だけを見ても、肉をたくさん食べたり、便秘でコロコロ便となるくらい硬い便では黒っぽくなり、緑黄色野菜を大量に取ると緑色っぽくなったりするなど、食べた物に影響されます。

 以前より便が細くなった▽下痢を繰り返す▽排便の回数が急に増えた▽便に血液が混じっている▽おりものの…

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野澤真木子

日本橋レディースクリニック院長

のざわ・まきこ 杏林大学医学部卒業。杏林大学医学部付属病院第一外科に入局し、消化器外科を専門とする。その後、松島病院大腸肛門病センター、松島ランドマーククリニック院長を経て、2008年4月、女性専門の肛門科胃腸内科として「日本橋レディースクリニック」(東京都中央区)を開設。2013年7月には、おなかやおしりの健康に必要な「食」の提案を行う拠点として、クリニックと同じビルに「フローラカフェ by NLC」を併設、普段の食生活を見直しながら腸内環境を整え、病気を予防する試みを紹介している。日本大腸肛門病学会専門医、日本大腸肛門病学会指導医、日本外科学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器外科学会認定医、日本医師会認定産業医。