みんなの心と体 癒やして守るヒント

「勤務間インターバル」11時間以上で脱働き過ぎ

和田裕雄・順天堂大学准教授
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 この連載の「禁煙がもたらす国民みんなの幸せ」で、人の病気の原因は「環境要因」と「遺伝要因」とに分類して考えることができるというお話をしました。そして、環境要因の例として「たばこ」を挙げましたが、他にも、飲酒、食事(カロリー、脂肪分など)、睡眠時間などがあります。今回は、「働き過ぎ」も環境要因の一つであり、病気などの原因となることをお話ししましょう。

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和田裕雄

順天堂大学准教授

わだ・ひろお 1993年、東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院、東京大学医科学研究所、英国Imperial College London留学、杏林大学付属病院呼吸器内科学教室などで、特に閉塞性肺疾患、慢性呼吸不全などの呼吸器疾患に焦点を当てて診療・研究・教育に携わってきた。2014年より順天堂大学公衆衛生学講座准教授として、予防医学や産業医学の分野で地域や働く人たちの健康管理にも目を配っている。医学博士、内科学会専門医、呼吸器学会専門医、老年医学会専門医。