百寿者に学ぶ バランス健康術!

血管年齢を若返らせる「三育」とは

米井嘉一・同志社大学教授
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三大死因のうち二つは動脈硬化が原因

 日本人の三大死因はがん、心臓病、脳卒中。がん以外の二つは動脈硬化が原因です。動脈硬化は血管老化の結果、起こります。血管を早い段階から若く健康に保つ努力をすれば、心臓病や脳卒中は確実に減らすことができるでしょう。近年、死因として肺炎の割合が増えているのがその証拠。男性では脳卒中を抜いて、3位に上がってきました。これは血管年齢の老化予防・若返り対策の成果というべきです。

 血管の老化は30代から始まる人も多いので、若くても油断は禁物です。初めは自覚症状が少ないので、自分…

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米井嘉一

同志社大学教授

よねい・よしかず 1958年東京生まれ。慶応義塾大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科内科学専攻博士課程修了後、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校留学。89年に帰国し、日本鋼管病院(川崎市)内科、人間ドック脳ドック室部長などを歴任。2005年、日本初の抗加齢医学の研究講座、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授に就任。08年から同大学大学院生命医科学研究科教授を兼任。日本抗加齢医学会理事、日本人間ドック学会評議員。医師として患者さんに「歳ですから仕方がないですね」という言葉を口にしたくない、という思いから、老化のメカニズムとその診断・治療法の研究を始める。現在は抗加齢医学研究の第一人者として、研究活動に従事しながら、研究成果を世界に発信している。最近の研究テーマは老化の危険因子と糖化ストレス。