開眼!ヘルシーアイ講座

自覚症状なく進行 危険な糖尿病網膜症

栗原俊英・慶應義塾大学特任准教授
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視覚障害原因の第2位

 我が国では、全国規模の視覚障害原因疾患調査が過去3回行われています。18歳以上の視覚障害者の主原因を調べたものです。糖尿病の合併症で最悪の場合は失明することもある糖尿病網膜症は、1988年の調査で第1位(18.3%)、2001~04年(19.0%)、07~10年(15.6%)はいずれも緑内障に続いて第2位の割合を占めました。

 糖尿病患者のうち15.0~23.0%が糖尿病網膜症に罹患(りかん)していると報告されています。罹患…

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栗原俊英

慶應義塾大学特任准教授

くりはら・としひで 2001年に筑波大学医学専門学群卒業後、同年、慶應義塾大学医学部眼科学教室入局。09年、慶應義塾大学大学院医学研究科修了(医学博士)、09~13年米国スクリプス研究所研究員。帰国後、13年に慶應義塾大学医学部眼科学教室助教、15年に同教室特任講師を経て、17年から同教室特任准教授。網膜硝子体が専門。慶應義塾大学病院で網膜硝子体外科外来、メディカルレチナ外来を担当すると共に、医学部総合医科学研究センター光生物学研究室(栗原研究室)で低酸素環境における網膜の反応、光環境に対する生体反応を中心に研究を展開する。