トイレが我慢できない、くしゃみなどふとした拍子にもれてしまうなど、排尿トラブルにはさまざまな症状があります。そのなかで、中高年以降の男性に多くみられる溢流性尿失禁(いつりゅうせいにょうしっきん)は、トイレに行ってもスッキリしないなど残尿感がみられるのが特徴です。
尿意を感じたにもかかわらず、すぐに尿が出てこない、出始めてもちょろちょろとしか出ない、腹圧をかけても残尿感がある……このような症状がみられたら、溢流性尿失禁が考えられます。そのほかに、出そうと思っていなくても、少しずつもれ出てしまうといった症状もみられることがあります。
これは、膀胱に尿が溜まっていても、排尿のコントロールがうまくいかないために起こります。中高年以降の男性に多くみられるのは、前立腺肥大によって尿路が狭くなったり、塞がったりすることが原因です。
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