脳と心の再生カンファレンス

「退院後認知症」を防ぐ三つの刺激

工藤千秋・くどうちあき脳神経外科クリニック院長
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 高齢者が入院して退院した後、急に認知機能が低下することがあります。その原因として、高齢者の入院患者の1割以上で発症するという「せん妄」の影響が指摘されています。また、私自身は、入院中にさまざまな神経を使う機会が減ってしまうことも影響していると考えています。私はこうした入院に伴う認知機能低下を「退院後認知症」と名付けています。

 そこで今回は、高齢者の入院による認知機能低下をちょっとした工夫で減らす方法をお話ししたいと思います…

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工藤千秋

くどうちあき脳神経外科クリニック院長

くどう・ちあき 1958年長野県下諏訪町生まれ。英国バーミンガム大学、労働福祉事業団東京労災病院脳神経外科、鹿児島市立病院脳疾患救命救急センターなどで脳神経外科を学ぶ。89年、東京労災病院脳神経外科に勤務。同科副部長を務める。01年、東京都大田区に「くどうちあき脳神経外科クリニック」を開院。脳神経外科専門医であるとともに、認知症、高次脳機能障害、パーキンソン病、痛みの治療に情熱を傾け、心に迫る医療を施すことを信条とする。 漢方薬処方にも精通し、日本アロマセラピー学会認定医でもある。著書に「エビデンスに基づく認知症 補完療法へのアプローチ」(ぱーそん書房)、「サプリが命を躍動させるとき あきらめない!その頭痛とかくれ貧血」(文芸社)、「脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング」(サンマーク出版)など。