突然尿意を感じて我慢できない(尿意切迫感)、トイレに間に合わず尿を漏らしてしまう(切迫性尿失禁)、昼間に何度もトイレにいく(頻尿)、夜間の排尿の回数が多い(夜間頻尿)。これらは「過活動膀胱(ぼうこう)」の症状です。英語では、Over Active Bladder Syndrome(OAB)といいます。最も特徴的な症状は尿意切迫感です。日本人の有病率は40歳以上の方の8人に1人で、国内に810万人の患者がいるといわれています。今、この過活動膀胱にさまざまな治療が試みられています。

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奥井識仁

奥井識仁

よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック院長

おくい・ひさひと 1999年東京大学大学院修了(医学博士)後、渡米し、ハーバード大学ブリガム&ウイメンズ病院にて、女性泌尿器科の手術を習得する。女性泌尿器科とは、英語でUrogynecology。“Uro”は泌尿器科、“Gynecology”は婦人科を意味し、“Urogynecology”で、両科の中間にあたる部門という意味がある。都内の複数の大学病院から専門領域の診療に関する相談を受けながら、「よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック」を運営し、年間約800件の日帰り手術を行っている。水泳、マラソン、トライアスロンなどのスポーツ、音楽(サックス演奏)が趣味で、さまざまなスポーツ大会にドクターとして参加している。著書に「人生を変える15分早歩き」「ドクター奥井と走るランニングのススメ」(いずれもベースボールマガジン社)など。

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