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関節に痛みの発作が起こる「偽痛風」とは?

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 関節の激痛発作といえば痛風を思い浮かべますが、偽痛風(ぎつうふう)と呼ばれる「ピロリン酸カルシウム結晶沈着症」(CPPD)でも同じような関節の痛みが起こります。とくに変形性関節症を伴う場合は、関節の変形を促進してしまうことがあるので要注意です。

 「偽痛風」と呼ばれる病気は、正式にはピロリン酸カルシウム結晶沈着症(CPPD)という病気で、ピロリン酸カルシウムという物質の結晶が関節の中に少しずつたまり、炎症(関節炎)を引き起こすものです。

 痛風では、足の親指のつけ根の関節に、「風が吹いても痛い」といわれる激痛発作が生じることが知られていますが、ひざや手指の関節にも起こります。一方、CPPDではよく似た痛みの発作が、おもにひざや手の関節に現れます。急に痛風のような激しい痛みに襲われることから、偽痛風と呼ばれています。

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