旅と病の歴史地図

登山だけじゃない、高地観光も高山病に注意

濱田篤郎・東京医科大学教授
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三浦雄一郎さんの快挙

 11月末、東京大学本郷キャンパスで、私が会長を務める第21回日本渡航医学会学術集会(グローバルヘルス合同大会2017)が開催されました。この中で三浦雄一郎さんに「冒険と渡航医学」という特別講演をお願いしました。三浦さんについてはご存じの方も多いと思いますが、今年で85歳になったプロスキーヤーで登山家です。2013年には、ヒマラヤ山脈にあるエベレストの3回目の登頂に成功しました。

 これだけのご高齢にもかかわらず世界最高峰の登頂という偉業を達成された背景には、日々の鍛錬と共に、人…

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濱田篤郎

東京医科大学教授

はまだ・あつお 1981年、東京慈恵会医科大学卒業。84~86年に米国Case Western Reserve大学に留学し、熱帯感染症学と渡航医学を修得する。帰国後、東京慈恵会医科大学・熱帯医学教室講師を経て、2005年9月~10年3月は労働者健康福祉機構・海外勤務健康管理センター所長代理を務めた。10年7月から東京医科大学教授、東京医科大学病院渡航者医療センター部長に就任。海外勤務者や海外旅行者の診療にあたりながら、国や東京都などの感染症対策事業に携わる。11年8月~16年7月には日本渡航医学会理事長を務めた。著書に「旅と病の三千年史」(文春新書)、「世界一病気に狙われている日本人」(講談社+α新書)、「歴史を変えた旅と病」(講談社+α文庫)、「新疫病流行記」(バジリコ)、「海外健康生活Q&A」(経団連出版)など。19年3月まで「旅と病の歴史地図」を執筆した。