髪の健康相談室

膠原病は毛が抜けやすくなる代表的な病気

齊藤典充・横浜労災病院皮膚科部長
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女性の薄毛と脱毛 五つの原因【2】

 理由がよく分からない脱毛の中で、女性に多い病気が膠原病(こうげんびょう)です。この病気は、自分の体を異物と認識する自己免疫疾患の一つで、体の各部分をつないだり、支えたりしている結合組織が障害される病気です。結合組織は膠原線維から主に作られるため、膠原病とひとくくりにして呼ばれますが、いくつもの病気があり、その中で脱毛が起きやすい代表的なものは、「全身性エリテマトーデス(SLE)」「シェーグレン症候群」などです。

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齊藤典充

横浜労災病院皮膚科部長

さいとう・のりみつ 1993年北里大学卒業、同大学皮膚科に入局。98~2000年米国カリフォルニア大学サンディエゴ校留学。国立横浜病院(現:国立病院機構横浜医療センター)皮膚科、北里大学皮膚科助手、講師、国立病院機構横浜医療センター皮膚科部長などを経て14年4月から現職。専門は脱毛症、血管炎、血行障害。日本皮膚科学会の脱毛症に関する診療ガイドラインの作成に携わるなど、長年、診療の第一線で脱毛治療・研究の分野をリードしている。