ボストン発 ウェルエイジング実践術

科学的ダイエットの“王道”は栄養と運動

大西睦子・内科医
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 明けましておめでとうございます。2018年を迎え、新年の抱負として減量やダイエットを誓った人も多いでしょう。せっかくなら科学的に効果があるダイエットを実践したいですよね。といっても、食事によるダイエットや食餌療法などを含む栄養学の研究結果は実にさまざまです。その成果からいろいろなダイエット法が提案されていますが、これならば確実に痩せられるという“決定打”にはなかなか行き当たらないのではないでしょうか。今回は、栄養学が内包する問題から、なぜそのようなことが起こるのかを考えます。

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大西睦子

内科医

おおにし・むつこ 内科医師、米国ボストン在住、医学博士。東京女子医科大学卒業後、同血液内科入局。国立がんセンター、東京大学医学部付属病院血液・腫瘍内科にて造血幹細胞移植の臨床研究に従事。2007年4月より、ボストンのダナ・ファーバー癌研究所に留学し、ライフスタイルや食生活と病気の発生を疫学的に研究。08年4月から13年12月末まで、ハーバード大学で、肥満や老化などに関する研究に従事。ハーバード大学学部長賞を2度授与。現在、星槎グループ医療・教育未来創生研究所ボストン支部の研究員として、日米共同研究を進めている。著書に、「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側」(ダイヤモンド社)、「『カロリーゼロ』はかえって太る!」(講談社+α新書)、「健康でいたければ『それ』は食べるな」(朝日新聞出版)。