人類史からひもとく糖質制限食

全医学生が学ぶ漢方と西洋医学 両立が最良

江部康二・高雄病院理事長
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 私は、漢方医として東洋医学に携わり、西洋医として西洋医学にも携わっています。なぜ両方の医療に携わるのか。今回は、その理由をお話ししたいと思います。

漢方、東洋医学、西洋医学

 漢方とは、煎じ薬やエキス剤などによる内服治療を指すのが一般的です。ただ広義には、内服治療、はり・きゅうのような外部の刺激治療を合わせた、日本独自の発展を遂げた医療のことをいいます。

 漢方を日本で広めたのは、室町時代の医者である田代三喜(さんき)だとされています。彼は明にわたって医学を学び、それを持ち帰って日本流にアレンジしたといわれています。

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江部康二

高雄病院理事長

えべ・こうじ 1950年生まれ。京都大学医学部卒業。京都大学胸部疾患研究所(現京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学)などを経て、78年より医局長として一般財団法人高雄病院(京都市)に勤務。2000年理事長に就任。内科医、漢方医。糖尿病治療の研究に取り組み、「糖質制限食」の体系を確立したパイオニア。自身も02年に糖尿病であることが発覚し、実践して糖尿病と肥満を克服する。これまで高雄病院などで3000人を超える症例を通じて、糖尿病や肥満、生活習慣病、アレルギーなどに対する糖質制限食の画期的な治療効果を証明し、数々のベストセラーを上梓している。