医療プレミア病気が逃げ出すサプリ指南

人生100年「健康でいるための努力」が必要だ

丁宗鐵 / 日本薬科大学学長

老後を前に知っておきたい未来と対策(前編)

 人生100年時代を迎え、2018年から高齢者の定義が変わってくると予想されます。現在は、65~74歳が前期高齢者、75歳以上が後期高齢者ですが、高齢者の日常生活を調べた結果、働いている人の方が健康で、健康寿命も延びることが分かってきたためです。

 17年に日本老年学会、日本老年医学会が高齢者の定義の見直しを提言しました。今後日本は少子高齢化で労働人口が減少します。老後をもっと先に延ばし、社会参加してもらいましょうという流れになると私は見ています。

この記事は有料記事です。

残り1434文字(全文1680文字)

丁宗鐵

丁宗鐵

日本薬科大学学長

てい・むねてつ 1947年東京生まれ。医学博士。横浜市立大学医学部卒業。同大学大学院医学研究科修了。79年から81年まで米国スローン・ケタリングがん研究所に客員研究員として留学。日本東洋医学会漢方専門医・指導医。北里大学・東洋医学総合研究所研究部門長、東京大学大学院客員教授、東京女子医科大学特任教授を経て現在、日本薬科大学学長、百済診療所院長。近年の著書に「丁先生、漢方って、おもしろいです。」(朝日新聞出版)、「病気がイヤがる暮し方 江戸式健康心得」(春秋社)、「ガンが逃げ出す漢方力」(ヴィレッジブックス)など。

イチ押しコラム

旅と病の歴史地図

「海外出張183日」高裁が過労死を認めた理由

 ◇首相の外遊は過重労働? 政治家の海外出張を「外遊」と呼びます。その字を見ると遊びのようにとられますが、この「遊」は「旅」を意味…

人類史からひもとく糖質制限食

「果物の糖質」が私たちの健康に与える影響は

 多くの人は、果物を「健康的で積極的に取った方がいい食べ物」と信じています。しかし、動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版(日…

超高齢化時代を生きるヒント

「痛みと医療費」二重に苦しむ若年がん患者たち

 高齢化社会をどう生きるか、高齢化社会を支える仕組みが今後どうなるのか--本連載はこれらを中心にお伝えしていますが、若い人から「高…

無難に生きる方法論
2歳児を発見した時の様子を語る尾畠春夫さん=山口県周防大島町で2018年8月15日、古賀亮至撮影

コーヒーが作る「健康と友人と豊かな人生」

 最近、コーヒーと健康の関連を示す研究をよく目にする。1日にコーヒーを〇杯飲むのが健康的だ、という話題も多い。コーヒー業界にとって…

医をめぐる情景
ドクターヘリで搬送され、救命救急センターに移される負傷者=ドラマのロケ地でもある千葉県印西市の日本医科大千葉北総病院で

障害があっても強く生きる患者と、勇気もらう医師

 ◇ドラマ「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」第3シーズン(2017年) 事故で突然、大切な身体機能を失うことがある。不意に…

Dr.林のこころと脳と病と健康

演技性パーソナリティー障害のうそが肥大する土壌

 ◇うそつきは病気か【5】 自分を実際よりよく見せるためにうそをつくのは、誰でもある程度までならすることです。ではそういう普通の人…

Dr.米井のアンチエイジング・セルフチェック チャートでわかる、あなたの機能年齢 北海道大学COI×医療プレミア