どう知る?どう使う?健康・医療情報

グーグルが医療情報表示を変更した影響は?

北澤京子・医療ジャーナリスト/京都薬科大学客員教授
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夫婦の会話

妻「NHKの大河ドラマのタイトル、何だっけ?」

夫「僕はスポーツ中継しか見ないんだから、知ってるわけないよ」

妻「あなたに聞くのが間違ってたわ。スマホで調べます!」

夫「スマホ、スマホって……検索サイトに頼りすぎじゃない?」

妻「そうかもね、でも悲しいことに、検索サイトは私やあなたより物知りなのよね……」

 以前に、健康や医療に関する情報源としておすすめのウェブサイトを紹介しました(「すぐ役立つおすすめ医療・健康サイト」)。このときは、あらかじめブックマークしておくことを想定していたのですが、もうそんなことはしなくてもよいかもしれません。というのも、検索サイトの結果表示の順位を決めるアルゴリズムが変わってきたからです。

 検索最大手のグーグル日本法人は17年2月に、「オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示される」よう検索ランキングのアルゴリズムを修正したと発表しました。これは、健康・医療情報のキュレーション(まとめ)サイト「WELQ」が、検索で上位に出てくるにもかかわらず、記事の信頼性に問題があるとの指摘から、16年11月に公開をとりやめたこと(「『まとめサイト』問題で改めて問われる情…

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北澤京子

医療ジャーナリスト/京都薬科大学客員教授

きたざわ・きょうこ 医療ジャーナリスト、京都薬科大学客員教授。著書に「患者のための医療情報収集ガイド」(ちくま新書)、訳書に「病気の『数字』のウソを見抜く:医者に聞くべき10の質問」(日経BP社)、「過剰診断:健康診断があなたを病気にする」(筑摩書房)