女性泌尿器科医が語る サイエンス&スポーツ

東京マラソン 「普段より7度前傾」で疲労軽減

奥井識仁・よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック院長
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2017年の東京マラソンでゴールをする男子マラソンの優勝者=東京都千代田区で2017年2月26日、代表撮影
2017年の東京マラソンでゴールをする男子マラソンの優勝者=東京都千代田区で2017年2月26日、代表撮影

東京マラソン準備【下】

 2月25日は、いよいよ東京マラソンです。フルマラソンは体に大きな負担がかかります。今回は、その負担を軽減させ、疲労を回復させるコツを紹介しましょう

前傾姿勢で走ると膝の負担が小さい

 多くの人がフルマラソンの後に膝の痛みを訴えます。膝は一度痛めると長引きますので、要注意。そうならないために、フルマラソン中の姿勢に気をつけてください。

 2014年に報告された論文(注1)は、男女12ずつの計24人のランナーに、自由な姿勢、前傾、背中を…

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奥井識仁

よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック院長

おくい・ひさひと 1999年東京大学大学院修了(医学博士)後、渡米し、ハーバード大学ブリガム&ウイメンズ病院にて、女性泌尿器科の手術を習得する。女性泌尿器科とは、英語でUrogynecology。“Uro”は泌尿器科、“Gynecology”は婦人科を意味し、“Urogynecology”で、両科の中間にあたる部門という意味がある。都内の複数の大学病院から専門領域の診療に関する相談を受けながら、「よこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック」を運営し、年間約800件の日帰り手術を行っている。水泳、マラソン、トライアスロンなどのスポーツ、音楽(サックス演奏)が趣味で、さまざまなスポーツ大会にドクターとして参加している。著書に「人生を変える15分早歩き」「ドクター奥井と走るランニングのススメ」(いずれもベースボールマガジン社)など。