女性のためのおしりのはなし

おしりから血!痔よりも怖い大腸がんのサイン?

野澤真木子・日本橋レディースクリニック院長
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女性のがんで最も死亡者が多い大腸がん

 便に血が混じった時、「痔(じ)だから、大丈夫」と自己判断していませんか。出血は大腸がんのサインである恐れがあります。

 この連載でも触れてきたように、日本人女性のがんのうち、最も死亡者が多いのは大腸がんです。患者数も、乳がんに次いで2番目に多くなっています。大腸がんは、長さ約2mの大腸(盲腸・結腸・直腸・肛門)に発生する病気で、食生活の欧米化と人口の高齢化の影響なのか、日本では患者数が徐々に増加しています。国立がん研究センター・がん情報サービスの「最新がん統計」によると、2013年に大腸がんと診断された人は推計約13万人、うち女性は同約5万6000人で、一生のうち14人に1人の女性が大腸がんになっています。

 大腸がんは、初期の段階で発見されれば、90%以上は完治します。ただ、他のがんと同じように、大腸がん…

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野澤真木子

日本橋レディースクリニック院長

のざわ・まきこ 杏林大学医学部卒業。杏林大学医学部付属病院第一外科に入局し、消化器外科を専門とする。その後、松島病院大腸肛門病センター、松島ランドマーククリニック院長を経て、2008年4月、女性専門の肛門科胃腸内科として「日本橋レディースクリニック」(東京都中央区)を開設。2013年7月には、おなかやおしりの健康に必要な「食」の提案を行う拠点として、クリニックと同じビルに「フローラカフェ by NLC」を併設、普段の食生活を見直しながら腸内環境を整え、病気を予防する試みを紹介している。日本大腸肛門病学会専門医、日本大腸肛門病学会指導医、日本外科学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器外科学会認定医、日本医師会認定産業医。