Dr.林のこころと脳と病と健康

寝屋川監禁事件から考える「真実を知る意味」

林公一・精神科医
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絵=画家・絵師 OZ-尾頭-山口佳祐(http://oz-te.com)
絵=画家・絵師 OZ-尾頭-山口佳祐(http://oz-te.com)

 大阪府寝屋川市で起きた悲しい出来事が2018年1月、報道されました。精神疾患に罹患(りかん)していた柿元愛里さんが、親に約15年間自宅に監禁され、ついに衰弱死したという事件です。前回までの「依存症」シリーズをいったんお休みし、今回はこの悲惨な事件から「精神の病の真実」を知る意味について考えたいと思います。

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林公一

精神科医

はやし・きみかず 精神科医、医学博士。著書に「統合失調症という事実」「擬態うつ病/新型うつ病」「名作マンガで精神医学」「虚言癖、嘘つきは病気か」など。ウェブサイト「Dr.林のこころと脳の相談室」は、読者からの質問に林医師が事実を回答するもので、明るい事実・暗い事実・希望の持てる事実・希望の持てない事実を問わず、直截に回答するスタイルを、約20年にわたり継続中。