健康長寿をめざして

住宅全壊または大規模半壊で「認知症が悪化」

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家を失った人たちが入居した岩沼市の仮設住宅=2011年5月9日
家を失った人たちが入居した岩沼市の仮設住宅=2011年5月9日

東日本大震災7年--岩沼プロジェクトから(2)

 2万人を超える死者、行方不明者を出した東日本大震災被災地のなかでただ1カ所、震災前と震災後の高齢者調査データが存在する宮城県岩沼市。このデータを活用して、災害弱者や死亡リスクを科学的に導き出す研究「岩沼プロジェクト」が進められている。今回は、震災による家屋損壊と認知症の関連について、ハーバード大学公衆衛生大学院研究員の引地博之さんの研究を紹介する。【メディカルリーフ・宇佐美裕史】

 岩沼プロジェクトは、全国の大学・研究所の研究者が参加し、高齢者の介護予防戦略などを検討する日本老年…

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