どう知る?どう使う?健康・医療情報

検索キーワードに「ガイドライン」を加えてみる

北澤京子・医療ジャーナリスト/京都薬科大学客員教授
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夫婦の会話

夫「腕によりをかけてカレーを作ったから食べてみて」

妻「おいしい! いつからこんなに料理がうまくなったの?」

夫「よく行くカレー専門店のマスターにレシピを教えてもらったのさ」

妻「なぁんだ、あなたの腕じゃなくてマスターの腕ね」

夫「そう言わないで。プロの味を僕が再現できたことを褒めてよ」

妻「それもそうね。おいしいカレーをごちそうさま!」

 前回は、「乳がん」や「脳卒中」といった病名をキーワードにインターネット検索を行った結果を紹介しました(「グーグルが医療情報表示を変更した影響は?」)。今回は、キーワードをもう一つ加えてみます。加えるキーワードは「ガイドライン」です。

 「ガイドライン」と聞くと「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」や「個人情報保護法ガイドライン」といった行政の文書を連想する人が多いかもしれません。医療分野でも、厚生労働省が、病院や診療所の広告について定めた「医療広告ガイドライン」や、電子カルテなどの医療情報を外部保存する際に守るべき「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」など、さまざまなガイドラインを作っています。

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北澤京子

医療ジャーナリスト/京都薬科大学客員教授

きたざわ・きょうこ 医療ジャーナリスト、京都薬科大学客員教授。著書に「患者のための医療情報収集ガイド」(ちくま新書)、訳書に「病気の『数字』のウソを見抜く:医者に聞くべき10の質問」(日経BP社)、「過剰診断:健康診断があなたを病気にする」(筑摩書房)