医療・健康Tips

知っておきたい「クラッシュシンドローム」

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阪神大震災で崩壊した阪急電鉄線路の横を、生活用品を求めて歩く人たち=兵庫県西宮市で1995年1月20日
阪神大震災で崩壊した阪急電鉄線路の横を、生活用品を求めて歩く人たち=兵庫県西宮市で1995年1月20日

 がれきや土砂の中から無事に救出されたにもかかわらず、数時間後に意識がもうろうとなり、なかには死亡するということもあります。これを「クラッシュシンドローム(クラッシュ症候群/挫滅症候群)」といいます。

 クラッシュシンドロームとは、体の一部、とくに腰や臀部、足などの大きな筋肉が長時間圧迫されたあとで、意識の混濁、筋肉のけいれん、急性腎不全、急性心不全などの症状が現れることをいいます。

 初めて認知されたのは、1940年のロンドン大空襲。がれきから救出されたときは意識もはっきりし軽症だ…

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