女性のためのおしりのはなし

大腸がんで命を落とす女性を減らすために

野澤真木子・日本橋レディースクリニック院長
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50歳未満の女性に進行した大腸がんが見つかることも

 大腸がんは、女性のがんの中で死亡者数が最も多い病気です。女性の場合、血便などの症状があっても、羞恥心から肛門科の外来受診をためらうことが、早期発見が遅れる要因の一つになっているのではないでしょうか。

 私のクリニックは、オフィスが多いところに立地することもあって、患者さんは20代から30代が6割で、50歳未満が8割を占めています。一般的には、大腸がんになるのは50歳以上の人が多いのですが、当院を受診する患者さんには、50歳未満でも進行した大腸がんが見つかることが少なくありません。

 当院は女性専門肛門外科・胃腸内科を標ぼうしており、肛門症状(肛門からの出血、肛門の痛み、痔核<じか…

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野澤真木子

日本橋レディースクリニック院長

のざわ・まきこ 杏林大学医学部卒業。杏林大学医学部付属病院第一外科に入局し、消化器外科を専門とする。その後、松島病院大腸肛門病センター、松島ランドマーククリニック院長を経て、2008年4月、女性専門の肛門科胃腸内科として「日本橋レディースクリニック」(東京都中央区)を開設。2013年7月には、おなかやおしりの健康に必要な「食」の提案を行う拠点として、クリニックと同じビルに「フローラカフェ by NLC」を併設、普段の食生活を見直しながら腸内環境を整え、病気を予防する試みを紹介している。日本大腸肛門病学会専門医、日本大腸肛門病学会指導医、日本外科学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器外科学会認定医、日本医師会認定産業医。