健康長寿をめざして

保健師は見た!「被災地のつながり」の“光と影”

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小雨の中、港周辺の被災地を寄り添いながら歩く人たち。住民相互の心のつながりがここでは生きている=岩手県釜石市で2011年5月28日
小雨の中、港周辺の被災地を寄り添いながら歩く人たち。住民相互の心のつながりがここでは生きている=岩手県釜石市で2011年5月28日

東日本大震災7年--岩沼プロジェクトから(3)

 大災害に見舞われたコミュニティーでは、人との交流やつながりの強さが、その後の健康や生活に良い影響を与えると言われています。しかし、コミュニティーになじめず孤立する人や、コミュニティーの専制的なリーダーに意見や発言を封じられる人もいます。東日本大震災で被災者を支援した宮城県の保健師22人へのインタビューから、「つながり」には負の側面、影の部分があることも分かってきました。【メディカル・リーフ 宇佐美裕史】

 千葉大学予防医学センターの引地博之さん(当時、現在はハーバード大学公衆衛生大学院研究員)らの研究グ…

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