医療・健康Tips

その痛み、天気痛かも

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 「天気痛」とは、もともと持っていた頭痛・めまい・気分障害などの症状が、天気の変化により顕著になる状態をさします。天気が悪くなるとひどくなる慢性の痛み・症状は、天気痛かもしれません。痛み・症状の改善には、天気痛のメカニズムを知り、適切に対処することが重要です。

 「前線や台風が近づくと頭痛がする」「雨が降ると関節が痛む」など、天気痛の症状はさまざまです。天気が下り坂になると痛む人もいれば、天気が回復に向かうと痛む人もいます。天気痛に悩む人は、日本では約1000万人にのぼると推定されています。

 天気のどういった要素に影響を受けるかは、元の病気や症状により異なります。一般的には、下の一覧のような影響を受けることがあると、知られています。

 このほかにも、めまい・メニエール病、耳の症状(耳の奥がツーンとする、耳鳴りがする、聞こえが悪くなった感じがするなど)、気管支ぜんそく、古傷の痛み、更年期障害、認知症の副症状(徘徊や暴言など)、うつ・不安症(神経症)なども、天気に症状が左右されることがあります。

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