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認知症、がんのリスクを上げる「糖化ストレス」とは

米井嘉一・同志社大学教授
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老化を促進する危険因子【2】

 糖尿病の発症や進展、皮膚の老化、がんや認知症(コグニ<注>)の発症リスクの上昇など、体にさまざまな悪影響を及ぼす危険因子があります。それが「糖化ストレス」です。今回は糖化ストレスの原因と、糖化ストレスが体に与える影響についてお話しします。

糖化ストレスの三つの原因

 糖化ストレスとは「血中の糖や脂肪、有害物質であるアルデヒドの値が高い状態」です。

 糖化ストレスの原因は、食後に血糖値が急上昇(160mg/dL以上)する「血糖スパイク」▽脂質代謝異…

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米井嘉一

同志社大学教授

よねい・よしかず 1958年東京生まれ。慶応義塾大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科内科学専攻博士課程修了後、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校留学。89年に帰国し、日本鋼管病院(川崎市)内科、人間ドック脳ドック室部長などを歴任。2005年、日本初の抗加齢医学の研究講座、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授に就任。08年から同大学大学院生命医科学研究科教授を兼任。日本抗加齢医学会理事、日本人間ドック学会評議員。医師として患者さんに「歳ですから仕方がないですね」という言葉を口にしたくない、という思いから、老化のメカニズムとその診断・治療法の研究を始める。現在は抗加齢医学研究の第一人者として、研究活動に従事しながら、研究成果を世界に発信している。最近の研究テーマは老化の危険因子と糖化ストレス。