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若手も中堅も要注意「6月病」を遠ざけるコツ

 新年度が始まってからしばらくたったこの時期、出社がつらい、仕事のことを考えると動悸がするなどの心や体の不調が現れたら「6月病」かも……。無理をしていると悪化してうつ病などを引き起こすこともあるため、早めの対処が大切です。原因や症状、治療法、予防法を知っておきましょう。

職場環境の変化で起こる不調

 入社や転職、異動など、職場の環境が大きく変わることで、心身に不調を来すことがあります。

 これまで、ゴールデンウィークが明けた頃から無気力になる「5月病」がよく知られていました。最近では、新入社員の研修が修了し、配属・異動が発生する6月に不調を訴える社会人も多く見られることから、「6月病」という呼び方もあります。

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