今日のセカンドオピニオン

暑いのに汗をかきにくい人は熱中症に要注意

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 汗は血液を原料に汗腺で作られて分泌され、皮膚の表面から熱を奪って体温を調節する働きをしています。汗をかきにくいと体温が上昇し、熱中症を起こすリスクが高まります。

 運動不足の人や高齢になると汗腺が萎縮して、汗をかきにくくなります。半身浴や適度な運動を心がけて汗をかく習慣をつくると、さらっとしたいい汗をかけるようになるでしょう。

 一方、運動や入浴など汗をかきやすい環境でも発汗がなかったり、少なかったりする状態は、無汗症と呼ばれます。無汗症には、汗腺ができない形成不全や末梢(まっしょう)神経の異常で汗をかけないといった先天的な病気と、特発性後天性全身性無汗症(AIGA)のような後天的な場合があります。

 AIGAはあらゆる年代で発症しますが、10~30代の若い男性に多く、激しい運動をしていた人が目立ちます。原因はわかっていませんが、汗腺の神経伝達物質の受容体の働きが低下するためと考えられます。

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