
高齢者の慢性心不全患者が急激に増加しています。疫学研究によると、2030年には心不全の患者数が130万人に達するという予測も出ています。高齢者の人口が増えるとともに、誰にとってもひとごとでない慢性病になるかもしれません。急増する高齢者の心不全対策として、日本心不全学会は2017年10月「高齢心不全患者の治療に関するステートメント」(声明)を発表、一定の見解と方針が示されました。
心不全とは、さまざまな原因で心臓のポンプ機能が低下して、息切れやむくみが出るような状態をいいます。正確には病名ではなく、そのような心臓の状態のことで、いろいろな心疾患から心不全が起こります。
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