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糖尿病と喫煙で記憶の形成担う海馬が石灰化する?

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 喫煙習慣がある人や糖尿病患者では、記憶の形成や学習に重要な役割を担う脳の海馬が石灰化するリスクが高まる可能性のあることが、ユトレヒト大学医療センター(オランダ)の研究チームの検討で分かった。

 一方で、海馬の石灰化の有無やその程度は認知機能とは関連しない可能性も示された。研究の詳細は「Radiology」6月12日オンライン版に掲載された。

 この研究は、2009~2015年に、オランダの一般病院のメモリークリニック(物忘れ外来)を受診した1991人(45~96歳、平均年齢は78歳)を後ろ向きに追跡したもの。頭部CT検査で脳の海馬の石灰化を評価し、認知機能検査や心血管リスク因子(高血圧と糖尿病、脂質異常症、喫煙習慣)の評価も行って、海馬の石灰化に関連する因子と石灰化が認知機能と関連するかどうかを検討した。

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