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おしっこの色が濃くなったら「脱水と熱中症」に注意

和田裕雄・順天堂大学准教授
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川の水が流れ込んだ住宅地で土のうを積む地域の住民=広島市安芸区矢野西で2018年7月9日午前10時28分、手塚耕一郎撮影
川の水が流れ込んだ住宅地で土のうを積む地域の住民=広島市安芸区矢野西で2018年7月9日午前10時28分、手塚耕一郎撮影

 ここ数年、夏は非常に暑い日が多く、「熱中症で〇人が救急搬送」という記事を読んだ方も多いと思います。西日本一帯を襲った豪雨災害の被災地も、雨は上がったものの気温が急上昇していて、避難所生活や復旧作業中の熱中症に十分な注意が必要です。関東地方でも梅雨明けが早く、7月に入って高温が続いています。熱中症の原因と対策について改めてまとめました。

 今年3月中旬、仕事で滋賀県東近江市の八日市(旧八日市市)に滞在したのですが、そこで「ももいろクロー…

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和田裕雄

順天堂大学准教授

わだ・ひろお 1993年、東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院、東京大学医科学研究所、英国Imperial College London留学、杏林大学付属病院呼吸器内科学教室などで、特に閉塞性肺疾患、慢性呼吸不全などの呼吸器疾患に焦点を当てて診療・研究・教育に携わってきた。2014年より順天堂大学公衆衛生学講座准教授として、予防医学や産業医学の分野で地域や働く人たちの健康管理にも目を配っている。医学博士、内科学会専門医、呼吸器学会専門医、老年医学会専門医。