医療・健康Tips

漢方薬の長期服用による思わぬ副作用の危険性

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 漢方薬は西洋薬より副作用が少ないとはいえ、何年も飲み続けていると思わぬ副作用が起こることがあります。近年、相次いで報告されているのが、サンシシ(山梔子)を含む漢方薬の長期服用による腸間膜静脈硬化症です。どのような病気なのでしょうか。

 サンシシはクチナシの果実を原料とする生薬で、消炎、解熱、精神安定作用があり、加味逍遥散(かみしょうようさん)、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、温清飲(うんせいいん)、清肺湯(せいはいとう)、荊芥連翹湯(けいがいれんきょうとう)、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)など多くの漢方薬に配合されています。

 腸壁から腸間膜を通って肝臓に流れる腸間膜静脈という血管があります。腸間膜静脈硬化症は、この血管の内…

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