
愛知・武豊町「憩いのサロン」の挑戦
愛知県武豊町は、三河湾に面した人口4万3375人の町(7月1日現在)。昔からみそ、しょうゆ醸造が盛んで、沿岸部には工場群が広がりますが、他の地方都市と同じく、人口のおよそ25%が65歳以上と高齢化が進んでいます。この町で2007年、要介護者を増やさないための取り組みが始まりました。町、地域包括支援センター、大学などが支援する介護予防事業「憩いのサロン」です。現地を訪ねると、想像以上に住民が盛り上がり、大きな成果が上がっていました。【メディカルリーフ・宇佐美裕史】
「憩いのサロン」は、町の19区(自治会)のうち13区で毎月1~3回開かれています。催しは、健康体操、囲碁・将棋、手芸、講話、カラオケ、マジックショー、保育園児との交流などさまざま。身の回りのことが自分でできて、自力で会場に通える高齢者は、だれでも予約なしで参加できます。参加費は1回100円です。
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